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起きていることはすべて正しいというウソ

「起きていることはすべて正しい」と言っている言論人がいます。 このような話はこれまでも多くの人が言っていましたが、 さまざまなパターンがあります。 「自分の身にふりかかることはすべて神のメッセージである」 「自分のまわりはすべて自分の鏡である」 「守護霊がまわりの人間を通して自分に知らせてくれる」 「起きていることはすべて意味がある」 という感じです。 「起きていることはすべて正しい」という考え方に陥っている人は 例外なく、勝ち組の人です。つまり 偏差値の高い大学を卒業し、他人が羨望するような 人生を送っている人ばかりです。 たとえば東日本大震災の時、「これは天罰だ」 と言った有名人がいました これも一種の「起きていることはすべて正しい」思考です。 やっぱり、この人も勝ち組であり、容易に小説家になり、 政治家になった人間です。 確かに成功ばかりの人生の人は 「起きていることはすべて正しい」と考えて生きると 自分を肯定して、より積極的になり、明るくなると思います。 しかし一般の人は残念ながらこのような考え方で毎日を過ごしていると 精神的に追い詰められます。 なぜなら自分の身に起きることはたいがい 無意味なことと、マイナスのことばかりだからです。 そこに意味があると考えたら 自分を否定することになり、ふさぎ込むことは間違いありません。

いつも神様がいる人の特徴

世の中には極めて少数ですが 神様と一緒に暮らしているという人が存在します。 そういう人はおでこの前の部分が光っているのが普通ですが、 良く見るとちょうちんアンコウのような状態になっています。 このような人の特徴は 妙に陽気 とにかくウキウキわくわくしているといった状態です。 通りを歩くといつも歌を歌っていたりします。 踊念仏と言うのがありましたが、いつも阿弥陀如来がそばにいると おそらく踊りだしたくなるのでしょう。 また大して面白くないギャグにも大声を出して笑い出します。 芸術的な才能が開花 宗教は芸術だということを言っていた人がいましたが、 とにかく芸術にのめりこみ、音楽や絵画で開花します。 新興宗教で奇怪な建物が見られますが、 それも教祖の芸術的な才能が関係しているのです しかしこのように良いことばかりではありません そもそも人間は欲望を持って生きています。 神様と一緒に暮らしているとその強い光によって 欲望が拡大します。 すると 性欲が昂進します。 女性関係が激しくなったりします。 食欲がすさまじくなります あそこのラーメンはおいしいとか、どこそこのいちご大福はうまいだとか 食通、美食家になるというわけです。 名誉欲が拡大する ダライラマに会ったとかローマ法王に面会したとか 部屋にはそれらの写真が飾られるわけです。 金銭欲が拡大する とにかくお金というわけで、妙にがめつくなったりします。 しかしこのような欲望の拡大はそれほど問題ではありません 悪霊が大騒ぎする 深刻なのは神様がいる人が住んでいる近所で 事件や事故が多発するということです。 交通事故、放火、奇妙な出来事が頻発する など良くないことばかりが起きてきます。 これは神の光によって周辺一帯の悪霊があぶり出されるからです。 具体的には住民の頭の中にいる悪霊が光によって苦しむということです。 あるいは「あそこは神の光があるぞ」と悪霊が集団で悪さをするようになってくる。 わざわざ神様がいる人の家のすぐ前で事件が起きたりする。 弘法大師が高野山のように京都から離れたところにお寺を作ったり 道元禅師が永平寺を京都から遠く離れたところに作った のもこの辺に理由があったと思います。 ...