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騒音と振動の不可思議な話

騒音と振動には不思議なものがあります。 たとえば騒音源には耳では聞こえる音がしていないのに、近くの家の中では騒音が発生しているという場合です。 この場合は騒音源は耳では感じない音を発していて それが空気を伝わって、近くの家の構造体や壁などにぶつかって 固体振動となって聞こえる音に変化するのです。 電柱に設置された変圧器の耳に聞こえない音が 隣接する家の二階の構造体や壁床に当たって 耳に聞こえる音に変化するということがあるわけです。 またビルやマンションで振動源が存在しているのに、そこでは振動が感じられず そこから離れた部屋で感じられる振動が発生していることもあります。 これは機械の振動がコンクリートや鉄筋に伝わって 真下や真上の部屋に行き、そこで感じられる振動になるのです。 特にポンプと変圧器はよくあることで、管理者と住民が 「振動がない」「振動がある」ということで大揉めになるのが普通です。 こういう世界は 建築振動、環境振動 固体振動、空気振動、低周波振動、超低周波振動という さまざまな用語が必要となり、かなりの専門知識が必要となります。

アワの歌健康法 概説

ホツマツタヱという文献の中にアワの歌というのがあります。 アカハナマ イキヒニミウク フヌムエケ ヘネメオコホノ モトロソヨ ヲテレセヱツル スユンチリ シヰタラサヤワ という48音から成り立っています。 古事記や日本書紀では蛭子姫は海に流されたとありますが、 ホツマツタヱではイザナギ、イザナミの両神が 蛭子姫にアワの歌を歌わせて体の気血の流れを整えて健康にしたといいます。 ちなみにホツマツタヱにはアワの歌の他に さつさつづの歌、火水土の祓い、タネハタネの歌などいろいろ載っています。 私がホツマツタエを知ったのは昭和52年ころのことです。吾郷清彦氏の超古代秘史資料を読んだ時が最初です。この本は日本書紀や古事記という正史を除いた歴史書をガイドしています。 たとえば宮下文書や先代旧事本記、カタカムナ文献、さらにはその後問題になった荒吐文書など、 が簡潔に記述されているのです。吾郷氏は主に古代文字に関心があって、このような文献を研究していたそうです。ホツマツタヱもミカサフミと共に紹介されています。 契機となった著書 私はアワの歌に健康上の効果があるとは知りませんでした。それを知ったのはかなり後のことです。須田麻紗子さんの著書「引きつれつまる身体をほぐす」という本を読んでアワの歌に効果があることを知ったのです。この本を読んだのは都立図書館だったと思います。また池袋の整体や東洋医学の専門書店に行ってみたところ、棚に並んでいました。 須田さんは指圧師をしていて、アワの歌を毎日唱えることで、 1. 気血の巡りが良くなって体がほぐれて疲労が取れる 2. 手から一種の気を出せるようになり他人の体のつまりを治せるようになる 3. 自分の身体に対して手から出る気を使用して良くする というのです。 そこで実践してみましたが、なるほど体がほぐれるということを実感しました。 なおこのアワの歌を使っている人がいますが、その多くは須田さんの本の影響をかなり受けていると思います。 もしアワの歌を実践したいなら、この本と「続引きつれつまる身体をほぐす」を必ず読むべきです。