奇妙な電力会社の防振架台
最近になって電力会社が変圧器の下に設置した奇妙な防振架台を見ました。 それは床の上に防振ゴムを置き、その上にかなり重い鉄板を載せた物でした。 鉄板の上にトップランナー式の変圧器が載っているわけです。 鉄板の前後左右には地震時のガードと思われる金具が付いていました。 驚いたのは防振ゴムが潰れていたことです。これでは振動を減らす効果は全くありません。 不思議なのはネットでは、金属ばねを使用した防振架台が効果があるとされているのに どうして防振ゴムなのでしょうか。 調べてみると大学で電気専攻の人は機械振動論などを学ばないそうです。 「電気の技術者は防振や振動、騒音に関して勉強していない」ということがわかりました。 このような防振架台は金をドブに捨てるようなものです。電力会社はそれだけ予算に余裕があるということでしょうか。