絶望したときはネコ型思考
絶望的になった時に「夢を持てばよい」と考えがちです。 確かにそのような思考方法で助かる人もいると思います。 反対に、絶望感が増す人もいると思います。 その理由は何でしょうか 夢と現実の間には相当な差があるからです。 その差はとても克服できないから、それに気づくと人間は必ず絶望します。 また自分を見つめなおす、反省するということも危険です。 なぜなら過去はたいていマイナスの出来事に満ちているからです。 昔を思い出してハッピーになれる人は少ないものです。 人間が絶望的になったときに どのような思考をすればいいのでしょうか? その一つがネコ型思考です。 ネコ型思考とは 1.今日のことしか考えない ネコはおそらく明日のことは考えていません。「今日のごはんは何かな?」、 「近くの家の犬をからかおう」とか、今日一日のことだけ考えていると思います。 これを人間に応用すると、数時間先のことだけ考えて生活するということです。 目先のことだけ考えて、明日のことは思わない。もちろん過去のことも思わないということです。 2.時刻表的生活 ネコの一日の行動は時刻表的です。 昼には塀の上で寝ていたのに、 3時には隣の家で餌をもらっていたりする。 つまり、人間も絶望的になったら、 時刻表的に一日を過ごすのです。 たとえば決まった時間に特定のテレビ番組を見る。 またはネットで特定のサイトを見る。 昼食は決まった時間に摂る。 など徹底的に時間を決めて生活をするのです。 ここに書いたことはひどく金銭的、肉体的に追い詰められた状態では 通用しないと思いますが、参考にしてください。