悪霊はどこにいるのか
霊に関する本はたいてい悪霊に関して書かれています。 その居場所は、ふつう廃墟や家や部屋で、たとえば悪霊のいる家は昔戦場だった場所に建っている、あるいは自殺者があった家やマンションに関してもたくさん語られるのです。 ところが語られない部分があるのです。 それは頭です。頭と言うのは気で何らかの施療をしている人ならお分かりの通り、かなりスカスカの状態になっています。そこには気の多い場所と少ない場所があって、気の少ない場所に悪霊が入りやすいのです。ところが霊能が開けた人はこの点が見えないのです。なぜなら霊能は頭に入り込んだ霊によるのが普通です。その霊は自分の居場所がわからないようにしているからです。 欲望に寄生 それではどのように悪霊は存在するのでしょうか。 普通は非常に小さい状態で悪霊は頭の中に隠れています。 ところが、人間には食欲、性欲、名誉欲、知識欲、所有欲、独占欲などがあります。たとえば何か食べたいと思うと、頭の隅に潜んでいた悪霊が突然巨大化するのです。そして本人はものすごい食欲を感じてしまうのです。これはあくまで本人の想念が主で悪霊が従という例です。 思考操作 悪霊というのは思考を操ります。 ずるい事や人をダマしたりそういう考えを抱くように仕向けるのです。 そして様々な霊界に接続するのです。 これは悪霊が主で人間が従という関係です。 支配 悪霊が支配した人間というのが存在し、生き方から食べ物の好き嫌いまですべてがコントロールされます。食べ物の好き嫌いが強い人は非常に問題があります。 たとえば特定の俳優が好きで仕方ないという場合が問題です。 本当は地味な顔の人と付き合った方が幸福になるのに 悪霊によって美形に執着し、結果として不幸な人生を歩くことになるのです。 宗教や思想、道徳観念にはまる 宗教は非常に怖いものです。 一度信仰するとその宗教の魔物が頭の中に入り込んでしまいます。 たとえ棄教しても魔物は簡単に出て行くことはなく、 出ていったとしても必ず戻ってきます。 マンガでは憑りつかれた人は独特の瞳に描かれます。 これは非常によくその特徴を捉えていると思いますが、もっと詳しく説明すると 瞳の奥に魔物が隠れていて、周囲をにらみつけているのです。 実は宗教だけでなく、思想も非常に怖い...