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35年以上前の騒動をなぜ取り上げないのか

テレビ番組の司会者たちが激怒しているのをご存知でしょうか? その理由が「引退した女優にある」というのです。 さらに毎日のように徹底的に批判している司会者が存在します。 激怒しているのは中高年のタレントであり、おじさんタレントです。 それも「〇〇ちゃん」と呼んで批判しているのです。 さて、突然社員が辞めるということがよくありますが、 それが芸能界では許されないことに違和感を感じます。 仕事は金で解決できますが、人間の命は金で解決できません。 また芸能界では35年以上前に今回の出来事とよく似た事が起きていました。 昭和54年ころ、愛の逃避行と言われた騒動です。 ある有名女優が突然、恋人と一緒に東南アジアに逃げてしまったのです。 これは当時ワイドショーなどが連日取り上げ、非常に巷の話題になりました。 ところが一年後、その女優は芸能界に復帰したのです。 現在も彼女はテレビで活躍しています。 ところが今回の騒動ではなぜか、その騒動が取り上げられることがありません。 よほど都合が悪いのでしょうか? 月給5万円 ちなみに月給5万円に関して、 司会者たちは「自分もそうだった」と、引退したタレントを批判したそうです。 昭和60年のマクドナルドのバイトの時給は東京都心で500円から550円だったと思います。 現在のマクドナルドの都心の時給は900円程度です。 30年前の5万円は現在の9万円という金額になるわけです。 反対に現在の5万円は30年前の2万8千円程度になるのです。 宗教が自殺対策をする時代 前述のタレントの出来事に関して、調べると意外な事実がわかりました。 「自殺 サイン」という言葉で検索すると最初に出てくるページがあります。 そのページは非常に良くできていました。 ところがこのページはKという宗教が運営していたのです。 なるほど、今回の騒動でこの宗教が出てきた理由がわかりました。 信者ならこのホームページを見ることは間違いありません。 この宗教はGLAの系統と記憶していましたが、 今回、仏教系とわかって驚きました。 ちなみに新興宗教の仏教系は法華経系か真言宗系の二つが非常に多いようです。 ライフリンクは役立たず ライフリンクという自殺対策の団体が存在します。 ところが「自殺、...

深刻、医師の高齢化

高齢化は医師も例外ではありません。60代は若い方で、70代、80代の医師が現役で頑張っています。ところが彼らも病気とは無縁ではありません。 ある日、突然入院したり死んだりします。すると大変な事態が発生するのです。 突然閉院する たとえばある日、医院に行ってみると入口の扉に貼り紙があり、 読んでみると「院長が病気で入院したので休診します」という内容です。 これが総合病院なら代りの医師が診察してくれるので何とかなります。 ところが個人の医院だとどうしようもありません。 他の医院に行っても紹介状が無いので、医師も困ってしまうのです。 「かかりつけ医を持て」と厚労省は言いますが、高齢の医師というリスクを何一つ考えていません。 また歯科医院も高齢化が深刻と思います。 身体障害者指定医だと大問題 15条指定医とは身体障害者の認定を受けるときに、福祉事務所に提出する診断書を書いてくれる医師です。 その診断書は現在10800円もかかるのが普通です。行政は身体障害者の人数を少なくして、社会保障費を削減したいから金額を高くしていると思います。ちなみに介護保険ではかなり安くなります。 指定医の専門はかなり細分化されていて、しかもその人数は少ないのです。そのため患者は電車やバスを乗り継いで遠くの指定医の病院に行くのが現状です。ところがその指定医が高齢化しているのてす。 診断書はおじいちゃん先生が作成している場合が多く、その先生が死ぬとその地域では指定医がいなくなってしまうのです。一体、国はどのように考えているのでしょうか。 個人医院の継続問題 さらに問題なのは個人医院の継続です。 院長が死亡した場合、または病気で診察が出来なくなった場合、 簡単に常勤や非常勤の医師が院長になることができません。 新たにその医師が医院開設の申請などをする必要があるのです。 たいてい、この場合は保険診療ができない期間が最低でも1か月生じてしまうのです。 患者側が医師の高齢化に対処するには、なるべく若い医師がいる医院を選ぶということくらいです。