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剣道による慢性疲労

小学生のときに右はんみの構えだけで稽古をした場合、中学、高校で体のゆがみが固定化します。すると慢性疲労という状態に陥いります。 慢性疲労という状態は大変問題があり、医療や社会から見放されることになります。 しかも本人はまさか、右はんみの構えが原因でそのような結果になったと思わないものです。 以前テレビで慢性疲労症候群の治療の様子が放送されていましたが、そのとき高校の剣道部の生徒が患者として出ていました。 とにかく予防法としては小学生のときに 右はんみだけでなく、左はんみでも稽古することです。 このとき左はんみで稽古して、やりにくさを感じたなら 右はんみによる歪みがかなり進行していると考えるべきです。 また左肩に竹刀で防具袋を担いだときに 痛みを感じる場合もかなり体はゆがんでいます。 それでは大人になってから剣道を始めた人はどうでしようか? 右半身だけで稽古や素振りをしたら 確実に背骨は棘突起で右にずれると思います。 そうなると疲れやすい身体になり、疲れて仕事や家事を休むようになります。 そして視力が低下したり、寝てばかりいるという事態になってしまうのです。 これを改善するには左はんみで稽古や素振りをすることです。

剣道によるゆがみ

剣道によるゆがみとは「右はんみの構えで稽古を続けたために、体にゆがみが生じること」です。 また左はんみだけで稽古した場合にも体にゆがみが生じます。 小学生くらいに剣道を始めた場合に、指導者が固定観念に縛られていると右はんみだけで練習させられます。 その結果背骨などにゆがみが出て高校生になると深刻化します。 現在までに分かっている対処法は 小学生は必ず右はんみだげでなく、必ず左はんみでも稽古する。 右はんみで3年間、素振りをしたのなら、これからは左はんみだけで素振りをする。 ということです。 大人になって体のゆがみに気づいた場合は非常に直すのが難しくなります。 なぜならろっ骨などに変形が生じて背骨のゆがみが直らないからです。 しかし一応、暫定的な対処法を書いておきます。 右はんみで体がゆがんだ場合は左はんみで後ろに下がる運動を繰り返す。 まず左足を20センチくらい前に出します。 つまり左足が前、右足が後ろになります。 これが基本形です。 次に右足を一歩後ろに引き 次いで左足を引きます。 これでまた基本形に戻ります。 これを繰り返します。 このとき竹刀や木刀を持つ必要はなく とにかく足の動きに集中して 倒れないように注意してください。 なるべく広いところで人にぶつからないように 追記 左はんみで後に下がるときに、顔を右後ろに向けて行うと効果的です。 剣道と農業 剣道の体の使い方は日本人の畑仕事に由来します。 つまり右はんみで鍬を振って後方に下がりながら畑を耕していくということです。 鍬を刀に持ち替えたのが剣道にすぎません。 畑仕事は重労働です。 仮に右はんみだけで畑を耕した場合、すぐに疲労してしまいます。 偏った運動は大変、疲労するものなのです。 したがって右はんみで 5回鍬を振ったなら 次に左はんみで 5回鍬を振って後ろに下がる ということを繰り返して偏った運動にならないように 農家は工夫をしていました。 土方歳三などを考えてみれば、畑仕事で左右のバランスのよい体を作ったおかげで 剣道が強かったと推測できるわけです。 ところが近代になり。剣道が農業とかけ離れて、単なるスポーツになるに従い、 「右はんみだけで稽古をする」 というおかしなこ...