田舎の人間の東京に対する偏見に注意すべき
田舎の人間は東京の人に偏見を抱いています。 その偏見も「東京の人間は金を持っている」という ものです。 このような偏見は 田舎から東京に出た人間が 故郷の親や弟、甥などに 仕送りしていたことに起因しています。 ところが実際は東京に出た人は 自分の生活を切り詰めて お金を工面して 親などに仕送りしていたのです。 したがって 東京や埼玉、千葉などの賃貸アパートなどに そのような人は居住して かなりさびしい老後を過ごしてることが多いのです。 問題はこのような事実を知ることなく、 いや知っていても無視して 「兄さんやおじさんは東京に出ていい思いをしているのに、、 自分たちは貧乏な生活を強いられている」 と思い込んでいることが多いのです。 田舎では 一人一台のクルマを所有し、家に 大型液晶テレビを置いて さらに東京ではとても部屋に入れられない 大型冷蔵庫まである。 東京では見たことのない 巨大な家屋を所有し、 また毎晩のようにカラオケに行き パチンコに行って楽しんでいるのに それでも「東京の人間はいい思いをしている」 と思っている人もいるわけです。 実例を上げましょう。 ある町で駅舎が新しくなるというので募金が行われました。 東京周辺に住んでいるその町出身の人に 寄付のお願いが郵送されました。 そこには一口1万円と書かれていたそうです。 その町から出て東京で働いていた人たちは 望郷の念が強く、その一万円を払ったということです。 ところがその町の住民はなんと一人当たり5円とか10円しか 出さなかったというのです。 またこういうのもあります。 故郷に家屋と土地を残して東京に出てきた人の話です。 その故郷にはまだ隣組というのが残っていて その隣組の人の結婚、子供の入学、葬式などがあるたびに 知らせがあって、故郷に戻って結婚式に参列したり お金を送ったりするというのです。 ところがその人のところで冠婚葬祭があっても 田舎からは誰一人来ないしお金を送ってもこないというのです。 つまりその人は田舎の人間のイイ金づるになっているわけです。 ふるさと納税という変な制度も 要するに東京に出た人間から金をむしり取ろう という悪意が見えてきます。 以上のよ...