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中国共産党消滅後に備えろ

 ソ連は1917年から1992年まで75年間存在し、大日本帝国は1868年から1945年まで77年間存在しました。だいたい75年間で王朝は滅亡するというわけです。 次は中国の番です。 中国共産党は1949年に中国の実権を握りました。2024年に75年間となります。 つまりその年に中国は滅亡する可能性が高いのです。 ここでは中国共産党消滅後の中国を考えます。 台湾が大陸に臨時政府を作る さて中国共産党が消滅した場合、当然臨時政府が作られます。 おそらく台湾政府が大陸を支配することになると思います。 少数民族の独立と中国人の追い出し チベットやウイグルは相次いで独立し、居住していた中国人は追い出され、難民化します。 その姿は1945年、満州から追い出された日本人と非常に良く似たものになるでしょう。 西安などに避難区が作られ、非常に貧しい生活をすることになるでしょう。 人民解放軍の解体 人民軍は武装解除されます。 核兵器はIAEAの管理となり、処分されます。 空母やステルス戦闘機などはスクラップとなり、その部品は叩き売りされます。 技術者も各国に移住することになるのです。 高齢者は切り捨てされる 中国は高齢人口の増加が著しく、福祉と医療で財政がひっ迫しているはずです。 それが中国共産党消滅後に表面化します。 新政府下では財政上、高齢者を扶助することは不可能であり、彼らは切り捨てされます。 そして各地で高齢者のホームレスが見られるようになるのです。 人口の三割がキリスト教信者になる アメリカに住んでいる中国人のうちキリスト教の信者は、カトリック、プロテスタント合わせて三割だそうです。 ということは共産中国が消滅すれば、信教の自由となり人口の三割がキリスト教信者となるのです。 中国語の存続が危うい 韓国はこれから韓国語が消滅し、英語に置き換わると思います。 一方中国でも英語で話す人が増えていくと思います。 その理由は簡単で、プログラミング言語が英語だからです。 またキーボードで中国語を入力するより、英語で入力した方が簡単と思います。 韓国ほどではないが、母国語が存続できなくなると思うのです。 少数民族に対する中国語の強制がもたらすこと 中国政府は現在ウイグル、内蒙古で中国語を強制しています。 これがのちに大変な問題を引き起こします。 北京、天津、上海などの大都市で、中...

なぜ日本のデジタル化が遅れたのか?

 なぜ日本はデジタル化が遅れたのでしょうか。 「パソコン役立たず論」を主張した昭和10年代生まれ、20年代生まれが原因 1990年過ぎ、外資系の会社では女性社員が当たり前のようにパソコンで、表計算ソフトを使いこなしていました。 ところが日本の会社では、 「パソコンは役立たずだ。ОLのおもちゃに過ぎない」 という主張が繰り返されていました。 これを言っていたのは昭和10年代から20年代生まれの男性です。 彼らは人数が多かったので、その暴論が罷り通っていました。 現在、70代の男性でパソコンが使えない、ネットで手続きできない人が多いのは このような理由からです。 変化や進歩を嫌っていた この年代の男女はもともと左翼が圧倒的多数でした。 右翼なんてほとんどいませんでした。 ところが年齢が上がるに従い、彼らは自民党支持になったのです。 自民党支持になった理由は「変化しない、進歩しない」政党だったからです。 自民党は民法を変えない、家族制度を変えない、夫婦別姓を認めない、 天皇は男系維持、NHK受信料維持など、とにかくあらゆることを変えない政党であり、それが昭和10年代生まれ、20年代生まれに好まれているのです。 職場から昭和20年代が一掃された途端、デジタル化が叫ばれたのは偶然ではありません。 一方で政治の世界はまだ昭和10年代、20年代生まれがゾンビのように生き残っているのです。 そのため日本の政治は変わらないのです。