旧宮家が天皇家直系を乗っ取ることはおかしい

 旧宮家をネットで調べていたところ、現代に生きている旧宮家の子孫の名前に「王」と付けられていることに違和感を感じました。

皇籍離脱から75年近く経過して、もはや単なる民間人に過ぎない人々を、「王」と呼んでいる人々が存在しているのです。

これはかつて熊沢天皇など、南朝の末裔と称する人々が「天皇」と自称していたことと同じです。

簡単に言えば、「南朝の末裔だから」が「男系相続だから」に変化しただけです

そしてどちらも「天皇家直系を乗っ取ろう」というわけです。


悪質な占い師が指南していた方法と似ている


実は東北にかつてある占い師が住んでいました。

その人が指南していた方法と、旧宮家が天皇家を乗っ取ることは非常に良く似ているのです。


恐るべき直系乗っ取り法とは


分家が本家を乗っ取る方法


分家の人間が本家に勝手に上り込んで、その家に住み、仏壇を毎日拝むのです。

地方では家の者が東京に住んでいて、空き家なので好都合な場合があるのです。


そして第二段階に進みます。

その家の墓を我が物とするのです。

それも従来の墓を撤去し、新しく造り直し、建立者名を自分の名前とします。


特に同じ苗字、同じ集落、共同墓地の場合、好都合です。


実際にある家を訪れた時に、その家の仏壇の位牌がおかしいことに気付いて

調べたところ、数十年前にこのような家系乗っ取りをしたことがわかりました。



三男が長男の家を乗っ取る方法


東京に働きに出た長男の家が空き家になっていました。

その空き家に三男が勝手に住み、

「家を新しくしたい」

と長男の家を解体し、自分の家を建ててしまう。

そして仏壇位牌を我が物として、毎日手を合わせ、そして

「墓を新しくしたいから」

と言って墓を新造し、建立者名を自分の名前にするのです。


このような方法をした場合、乗っ取りを行った人間はなぜか突然、運が開けるのです。

本家の徳分を我が物としたので当然です。


一方で乗っ取られた側、本家、長男は運が悪くなり、しかもその子孫も悲惨な人生となるのです。

以上は信じられないことですが、東北の占い師が指南していた事実です。


しかしこの方法には最大の欠点があります。

先祖を乗っ取られてしまった本家や長男が

仏壇、位牌、墓を新たに作った場合に、この方法は破綻してしまうのです。

そのため占い師は念の入ったことに「呪い」を掛けて、

本家や長男が墓などを作らないように細工していたのです。


このように民間では直系を乗っ取る方法が行われていました。


旧宮家の皇籍復帰とは他人と言うべき人々が天皇直系に突然、入り込むことです。

そして令和、平成、昭和という天皇を拝んで、自分の先祖のようにする

悪質な占い師が指南していた方法とどこが違うのでしょうか。



天皇家は直系相続であるべき


室町時代に分かれた家が突然、現在の天皇家を先祖として入り込んでくることは

おかしいことです。

これは前述のように熊沢天皇と同じであり、一時的には人々に支持者が出ても、

時間が経過すると支持者がいなくなります。


ではどのように天皇家を継続させるべきなのでしょうか?


民間に答えがある


東北では江戸時代から昭和40年ころまで、姉家督という方法が行われていました。

これは民俗学で良く知られている用語です。

さまざまなパターンがありますが、

私が知っているもっとも多いパターンは以下のような方法です。

長男の家に子供が出来なかった場合、

その姉または妹が離婚して、子供を連れて実家に戻る


直系の血筋を第一に考えて娘を跡取りの要員と考えるのです。


男系、女系という言葉にダマされず、とにかく直系で行けば、天皇家の先祖も納得すると思います。



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