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1月, 2015の投稿を表示しています

近未来の住宅政策はこうなる

非正規労働者が増えると従来の住宅政策が通用しなくなります。 なぜなら、2000万円、3000万円の住宅が絶対に買えないからです。 そのような住宅を買えるのは一握りの人だけ。多くの人は住宅の購入を諦めるようになります。 そのため賃貸住宅に住む人ばかりになってしまうのです。 しかしこれでは富裕層に対する嫉妬や反感を抱く人が増加するだけです。なによりも家が持てないという現実は多くの人から希望を奪ってしまいます。そこで政府は住宅を超低価格で買えるように法律を変えてくると思います。 しかしその金額は300万円とか、500万円という超低価格なので、これまでの住宅メーカーや従来の建築工法では現実化することは非常に難しいのです。そのため政府は建築基準法を改正し、コンテナハウスやキャンピングカー、トレーラーハウスなどを住居として原則認めると思うのです。 さらにこうも考えられます。 毎年、自然災害が発生し住宅を失う人が出ています。 ところが新しく家を建てるにはローンを組むしかなく、その後の人生が苦しいものになってしまいます。 したがって超低価格の家を供給すれば、その苦しみが無くなり、狭いながらも持ち家がある状態になるわけです。 千葉県浦安市ではこの前の地震で液状化が起きて、家屋が傾くと言う被害が多数発生しました。 これを以前のように回復するには多額の費用が発生します。 しかしコンテナハウスならそのようなことはなく、簡単に元通りの水平位置にすることが出来るのです。 また大火でキャンピングカーなどが失われても、行政からの支援で十分回復することができます。 ただしキャンピングカーなどは絶対的に空間が狭く、単身者なら我慢できても家族で住むには適さない。また断熱材を15センチもしくは20センチにしないと暑さ寒さに耐えられない。 さらに台風で暴風が吹いた場合に転がる可能性があると思います。この点をどのように解消するかが課題です。

カビパンの理由

今から10年以上前のこと。スーパーで同じブランドの食パンを買っていました。 それはあるメーカーが作っていた商品です。値段が安く、パンのコーナーに必ず山積みになっていました。 ところが家に置いておくと、数日で必ずカビが生えるのです。 「保管方法に問題がある」と思いながらも、トーストにして食べていました。 しかし熱を通してもカビ臭さは無くなりません。 あるときスーパーでその食パンを買って帰り、すぐに家で袋を開けてみました。するとパンの耳にモヤモヤとしたカビが生えているのです。 そのパンは前日に作られたと思うのですが、こんなに早くカビが生えるなんて大変不思議でした。 そこで数日後スーパーのパン売り場でそのメーカーの食パンの袋を観察してみたのです。 見てビックリ。なんとすでにカビが生えているのです。 さら山積みになっていた理由もわかりました。要するに主婦たちは「このパンはダメ」と思って手を出さなかったのです。 それから数か月後のこと。あの雪印の事件が起きて、返品された食品の再利用が問題視されるようになったのです。 すると先の食パンに変化が起きました。それまでは袋を閉じているプラスティックの留め具に消費期限が印字されていました。ところが袋に印字されるようになったのです。そしてしばらくするとその商品はスーパーで見かけなくなったのです。 だいたい想像がつくと思いますが、おそらくあの食パンは工場とスーパーの間を何度も往復していたと思うのです。そして工場で留め具が交換されて再度出荷されていたというわけです。 さすがにこのようなことは現在はないので安心して食パンを買うことが出来ますが、 たまに地方のメーカーの食パンで留め具に印字している場合があるのです。

自閉症の不思議な話

世の中には不思議なことがあるものです。都心のある医院に付き添いで行った時のことです。待合室で待っていると、一人の子供に目が留まりました。その子はこだわりの強い行動を繰り返していました。それは自閉症特有の行動とすぐに私はわかりましたが、周囲の人たちは驚くばかりです。そのうち父親が外に連れ出し待合室は平穏になりました。 母親は順番待ちで待合室にじっとしています。このような子供を持つと母親が心労から病気になると思いました。それからしばらくして父子は戻ってきましたが、再び子供はあの特異な行動を繰り返したのです。 その後、この医院に関して調べたところ自閉症の治療をしているというのです。ということは母親が病気で通院していたのではなく、子供の方だとわかりました。 一方で、自閉症の治療は無理じゃないかと思いました。なぜならそれまでに自閉症や発達障害に関して本を読み、テレビドラマなどを見てきましたが、良くなるという話は聞いたことがありません。ちなみに大型書店の教育のコーナーには150冊以上の自閉症や発達障害の本が並んでいます。図書館にも20冊くらいの本が並んでいるので、いかに多くの人がこの問題に直面しているかがわかります。 一年半後、その医院に行く機会がありました。待っていると、見たことのある親子3人が目に留まりました。そう、前述の親子です。子供は背が伸びたようです。ところがその子は前回と違って大人しいのです。あれっと思っていると、何と父親と会話をしているのです。良く聞いていると子供は言葉を反復するところがあります。しかし確か前回は全く会話がなかったのにどういうことなのでしょうか。 自然治癒と考えるには無理があり、正直言って信じられません。