近未来の住宅政策はこうなる

非正規労働者が増えると従来の住宅政策が通用しなくなります。
なぜなら、2000万円、3000万円の住宅が絶対に買えないからです。
そのような住宅を買えるのは一握りの人だけ。多くの人は住宅の購入を諦めるようになります。
そのため賃貸住宅に住む人ばかりになってしまうのです。
しかしこれでは富裕層に対する嫉妬や反感を抱く人が増加するだけです。なによりも家が持てないという現実は多くの人から希望を奪ってしまいます。そこで政府は住宅を超低価格で買えるように法律を変えてくると思います。
しかしその金額は300万円とか、500万円という超低価格なので、これまでの住宅メーカーや従来の建築工法では現実化することは非常に難しいのです。そのため政府は建築基準法を改正し、コンテナハウスやキャンピングカー、トレーラーハウスなどを住居として原則認めると思うのです。

さらにこうも考えられます。
毎年、自然災害が発生し住宅を失う人が出ています。
ところが新しく家を建てるにはローンを組むしかなく、その後の人生が苦しいものになってしまいます。
したがって超低価格の家を供給すれば、その苦しみが無くなり、狭いながらも持ち家がある状態になるわけです。

千葉県浦安市ではこの前の地震で液状化が起きて、家屋が傾くと言う被害が多数発生しました。
これを以前のように回復するには多額の費用が発生します。
しかしコンテナハウスならそのようなことはなく、簡単に元通りの水平位置にすることが出来るのです。
また大火でキャンピングカーなどが失われても、行政からの支援で十分回復することができます。

ただしキャンピングカーなどは絶対的に空間が狭く、単身者なら我慢できても家族で住むには適さない。また断熱材を15センチもしくは20センチにしないと暑さ寒さに耐えられない。
さらに台風で暴風が吹いた場合に転がる可能性があると思います。この点をどのように解消するかが課題です。

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