迷惑な贈り物ランキング
迷惑な贈り物が家に送られてくることが良くあります。
そこでウチに送られてきたもので迷惑だったものをランキングしました。
第1位 リンゴ、梨
リンゴ一箱が送られてきたことが何度もあります。
段ボール箱にリンゴが32個、二段重ねで入っていました。
地方に住んでいる親戚が送ってきた物です。
ところがこのリンゴは厄介な代物で、切り分けて皮を剥く必要があります。
年末の忙しい時期にこの手間が煩わしいのです。
しかも硬いので、年寄りは歯が悪くてリンゴがそのままでは食べられない。
そこで煮たり、すりおろしたり、とにかく面倒な手間が必要です。
結局放置されて、ブニョブニョに柔らかくなり、燃えるゴミとして棄てられるのです。
ちなみに煮ると水を吸って体積が膨張し、食べきれなくなります。
梨も厄介な贈り物です。幸水梨は夏に良く送られてきました。
これも段ボール箱に二段重ねで送られてくるのです。
リンゴと比較すると皮がむきやすいのですが、冷蔵庫の野菜室に入れておかないと柔らかくなってしまうのでこの点が厄介です。
総じて果物は送らないことです。
第2位 生鮭一本
これも前述の親戚が送ってきた物です。
新潟に行ったとかで、生の鮭一匹丸ごとを送ってきたのです。
本当に驚きました。
私が出刃包丁で切り分けましたが、もちろん内臓がそのまま入っていました。
この親戚は前年には新巻きザケ一本をそのまま送ってきたので、そのときも迷惑しました。
実はこの親戚には「リンゴは送るな」と、毎年電話で言ってあるのに送ってくるわけです。
地方に住んでいる人は、見栄を張って、とかく大きな物を送る特徴があります。
第3位 食用油10本
ほとんど揚げ物などを作らない家に、どうしてこんなものを送ってくるのかと思います。
仕方ないので知人に分けますが。
お歳暮のカタログには必ず、この手の食用油のセットが載っています。
しかし多くの家庭ではスーパーの惣菜売り場でてんぷらや鶏肉のから揚げを買っていて、家で揚げ物を作らなくなっています。
第4位 木箱入りの贈り物
プリザーブドフラワーが送られてきました。
ところがそれは木箱に入っていたのです。
この木箱が大問題です。
そのままでは燃えるゴミにならないので、ノコギリで切るしかありません。
ちなみに冷麦が入っている木箱も困りものでした。釘が使用されていて、解体するのも面倒です。
昔はリンゴは木箱に入れられて送られてきたそうです。
その木箱は、かまどで燃やすことが出来たとのことです。
第5位 南部鉄器の文鎮
南部鉄器の文鎮を毎年送ってくる人がいて、それが大変な数になって、場所を取っていました。
結局思い切って捨てました。
重い、場所を取る物を送る神経がわかりません。
第6位 自費出版の本
家族がもらったもので困ったのがこれです。
自費出版した俳句の本、画集、自分史。
もう何を考えているのかと思います。
その人が生きている間は捨てられず、場所を取って邪魔で仕方ありません。
第7位 自作の服、工芸品
趣味やカルチャースクールで作ったらしいものが贈られてきました。
服は始末が悪く、捨てるにも捨てられず、押し入れに入れ込んだまま。
鎌倉彫のお盆は直径50センチほどあって、置く場所も困ってしまいました。
ちなみに手作り物は念が入るので、なるべく捨てた方がいいです。
第8位 合わせ毛布の幽霊
地方の親戚に香典を送ったら、その返礼品として新品の合わせ毛布が送られてきました。
段ボールに入っていて相当な重量がありました。
こんな迷惑な物を送る人がいるのかと呆れたのですが、
実はそれを見た途端、嫌な感じがしました。
一応、押し入れに突っ込んでおきました。
そのうち家族の一人がその毛布を使用し始めたのです。
ところが、
「毛布を掛けて寝ていると幽霊が出る」
とその家族が言い出しました。
だろうなと思いました。
供養する方法もあるのですが、面倒くさいので捨てることにしたのです。
粗大ごみなのでネットで申し込んだのですが、急な予定が入って取り消したり、なぜかうまく捨てられないのです。
半年以上経過して、これは毛布に付いている霊が邪魔をしていると気付きました。
そこで気合いを入れて申込み、やっとのことで当日、集積場に持って行くことになったのです。
すると外は本降りの雨で、濡れながら集積場まで運ぶ羽目に。
返礼品はお茶くらいにして欲しいです。
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