幻聴系を見抜く
幻聴系とは
人の声が聞こえる
という感覚を持っている人たちのことです。
そんなに珍しいことはなく、ごく普通に存在しています。
第一のタイプ
神様の声が聞こえる。
過去の偉人たちの声が聞こえる。
守護霊の声が聞こえる。
宇宙人の声が聞こえる。
という人たちです。
鎮魂法帰神術や断食などで、霊言が聞こえるようになったなどそのキッカケはさまざまです。
本人が積極的に幻聴を認め、周囲の人に話しているのでわかりやすいです。
第二のタイプ
幻聴を苦痛と感じる人たちです。
その幻聴は自分を非難したり、自分のことを監視しているような言葉であったりします。
奇妙な生活をしている人でも書いた通り、幻聴を苦痛と感じているので
幻聴からの防御行動、逃避行動をする人々です。
問題は彼らは幻聴があることを周囲に隠して黙っていることです。
そのため周囲の人は、理由もわからず翻弄されてしまうのです。
騒音で見抜く
ラジオを大音量で聞いている。
ドアをガンガンと連続して閉めている。
食器や缶などで騒音を出している。
足踏みを繰り返している。
これらは幻聴を聞かないようにするための行動です。
特にマンションやアパートでは音が響くので、すぐに幻聴系が住んでいることがわかります。
毎日空き缶を叩きつけるような音がしていたら、幻聴系が近くに住んでいると思った方がいいです。
特にドアをガンガン連続して閉める場合は、警察沙汰になる可能性が高いです。
深夜、公園のベンチに腰掛けて本を読んでいる
部屋の中にいると幻聴が強く感じる。
外に出ると軽く感じるので、外に出て過ごすのです。
しかしそれでも幻聴が聞こえるので本を黙読することにより、幻聴を聞かないようにしているのです。
これに加えてイヤホンで音楽を聴いている人もいます。
車中泊をする
部屋の中に居ると幻聴がひどいと感じる人は、とりあえず車で寝泊まりするようになります。
男性にこのタイプが多いと思います。
珍しいのはコンバーチブルタイプのクルマで車中泊という人で、この人は天井の高さに拘っていました。
ホームレス化
実際にインタビューしたわけではありませんが、ホームレスになる人も多いと思います。
家や部屋の中にいると幻聴を強く感じるので野外生活に移行する。アパートやマンションを借りる必要性が無くなるのです。
行政が住む場所を提供しても、なぜか野外生活に戻る場合は疑うべきと思います。
ゴミ屋敷
家中をゴミだらけにして、玄関の前に座っているというのも幻聴系あるあるです。
そして
「家の中がモノで一杯だから、仕方なく玄関前に座っているんだ」
ともっともらしいことを言います。
本当は家の中にいると幻聴が強いので、玄関前に座っているだけです。
幻聴と天井の高さが関係あると思い込んでいる
天井が低いと幻聴が強いと感じる。
天井が高いと弱く感じる。
そこで家の天井を取り外したり、屋根板を外したりと大変なことをします。
さらに家中の壁を取り払ったり、床をはがしたり、玄関ドアを封鎖したり
と様々なことに発展します。
人がいる方向に向かって座っている
背後を人が通ることを嫌がります。
大きな図書館に幻聴系はいる
大きな図書館は天井が高く、本をずっと読んでいることできます。
さらに前方に人を見るようにして座ることも可能です。
というわけで大きな図書館は幻聴系の居場所になりやすいのです。
第三のタイプ 隠れ幻聴
幻聴があるのですが、それを本人は自覚しない。しかし幻聴ゆえの行動をしてしまう人々です。
第二のタイプと同じ行動をします。
屋外にいることに固執する
特に部屋の中にいると頭が痛い、重い、気分がふさぐ、いらいらする。
ところが外に出た途端、気分がパッと明るくなる。
そのため、何をするにも屋外でするようになります。それが家の中でするようなことであっても外ですることに固執するのです。
大きな音が大好き
また大音量の音楽を聴くと頭の中が明るくなり気分が良くなってしまう。
大音量を毎日のようにスピーカーから流す。
当然近隣から苦情が出ますが、そんなことはお構いなしです。
若い人だとイヤホンやヘッドホンを使用しますが、
特に高齢者の場合はイヤホンなどを嫌がり使用しません。
口笛や鼻歌が止まらない
それは幻聴がもともと頭の中にあり、その幻聴を口笛や鼻歌でかき消しているのです。
隠れ幻聴の人がやってはいけないこと
彼らが俗世間にまみれた生活をしていればそのまま幻聴を感じることなく過ごせます。
ところが大きな神社でお祓いを受けたり
パワースポット巡りしたり、
霊的にきれいになることは良くありません。
明確に幻聴が聞こえるようになり、その後の人生が悪化すると思います。
霊的原因は何か
幻聴には霊的な原因があります。
それが解決すれば軽い場合は幻聴が聞こえなくなると思いますが、重い場合はいかなる解決策も効果がなく、そのまま死ぬまで継続することになります。
霊的な原因はその全部が低級霊、悪霊によるものです。
先祖が関係している
おばあさんが毎日、道端のお地蔵さんをお参りしていた。おばあさんの死後、子孫に幻聴系が現れることがあります。
また霊脈と言うのか、幻聴が聞こえる系統の家系もあります。
先祖供養の不足
何十年もお墓参りをしていない
墓が傾いている
お墓がなくて、遺骨が家にいくつもある
など
先祖供養の不足から幻聴が起きることがあります。
恨みの死霊
これが非常に多いです。
特に親が恨まれていることが多く、祖父母、あるいは本人が恨まれている場合もあります。
父親が強引な手口で事業を拡大し、多くの人々を苦しめた。
借金の取り立てなどをしていたり、相手を責め立てるような職業をしていた。
人の財産をだまし取るようなことをした。
下請けいじめをしていた。
ブラック企業の経営者
そのような人の子供やあるいは孫に幻聴が出ることがあります。
幻聴に関係している恨みの霊の特徴
他人であること
身内であることはほとんどありません。
身内に恨まれた場合は違う出方をします。
死霊であること
すでに故人であること。生霊ではありません。
他には複雑怪奇な霊によるもので
信仰物を粗末にしたり、大木を切り倒したり
などで出てくることもあります。
この場合はまず解決できません。
幻聴系の特徴
他罰傾向、被害者意識
自分は悪くない、周囲の人間が悪い、または政府が悪い
という考え方に陥りやすい。
特に隣人批判という状態になりやすい。
異常な体力、耐候性
体力が異常にあり、また歩くのが速い。
暑さや寒さに対して何ともない
不気味なほどの体の丈夫さを持っています。
おそらく幻聴というのは脳の隠れた部分を刺激し、異常なほどの体力を発揮するのではないかと思います。