背骨のゆがみの原因

背骨のゆがみの原因は物質的なものと非物質的なものがあります。
ここでは医学的な原因を除いたものを考えていきます。

物質的な原因

偏った運動、偏った体の使い方、過度の運動

たとえば、剣道のように右半身だけで素振りや稽古をしていると背骨は歪んでしまいます。
またテニス、ゴルフ、野球なども同様です。これを予防するには左右対称の運動をするようにします。剣道では左半身でも稽古をするのです。
他に手を過度に使用すると頸椎などが歪んでしまい、さらに歯にも影響がでるわけです。
たとえばキーボードを終日打ち続けるような仕事などはこの弊害があるものです。

落下、転倒によるもの

これは須田麻紗子さんや野口晴哉氏の著書が詳しいです。
たとえば頭部打撲で背骨が歪んでしまうとか、背中の打撲で後弯してしまうとかです。
また高橋迪雄氏は踵の踏み返しなどで体が歪むことも書いていました。

癒着、変形

よくあるのが背骨の上下の二つの骨が癒着してしまうことです。なぜそうなってしまうのかわかりません。これを整体で直すのは不可能に近いと思います。
また変形も問題です。特に肋骨の変形はそれにしたがって背骨もずれるので直すことは整体では不可能です。

非物質的な原因

霊的なもの

よくあるのが木霊、木龍神などの障りによるものです。大概は先祖が木材を扱っていた場合にその子孫の背骨が歪むことがあります。非常に複雑な脊椎の歪み方を呈します。
また最近気になるのが神社の神木から気を得ようという悪しきブームです。
神木に抱きついたり、近づいたりして根を踏むということを平気でやっている人がたくさんいます。祟りの怖さを知らないのでしょうか。

心的なもの

これは思い込み、固定観念、宗教的信念、倫理観、道徳などによるものです。
人間はある種の観念に取り付かれるとその観念により、背骨が歪むものです。
主に頸椎、肩、上部胸椎がゆがみます。そして体はバランスを取るために、下半身も歪んでいくのです。

プラス想念でも歪む

悪想念でも歪むし、良い想念でも歪むものです。たとえば人は善であると思い込んでも体はゆがむのです。またカーネギーやマーフィーなどの本を読んでプラスの想念さえしていれば幸せになると思っても体はゆがみます。
この理由は簡単で念が頭の中で滞留してしまうからです。この解消法は神仏の名前を唱えて「人は善である」などと繰り返し唱えることで、ある程度は解消します。

先祖の想念が子孫に影響する

面白いのは親祖父母などが生前に思い込んでいた観念が子孫に悪影響を及ぼすことです。
具体的に言うと先祖霊が「親孝行が必要だ」、「この世は地獄だ」、「人類は滅亡する」などと思い込んでいると、首が曲がってしまったりするのです。特に先祖霊の中には「子孫が先祖供養するのは当然だ」と思い込んでいるのがいますが、それが子孫の脊椎に影響してしまうのです。

生霊によるもの1

よくあるのが親の思いが子供の頸椎に影響するという場合です。こういう場合は愛念行をして
子供に思いがかからないように工夫するしかありません。
つまり神仏の名を唱えて「〇〇が幸福になりますように」と毎日唱えるようにするのです。
私たちは直接人に思いを掛けてはいけないのです。かならず、神仏に祈るようにします。

生霊によるもの2

また親が強く他人から怨まれていた場合、その生霊がなぜか子供にかかることがよくあります。
これでも頸椎が歪むこともあるのです。

精神的ショックによるもの

死別、受験が失敗した、就職できなかった、いじめ
などで強い精神的ショックを受けると頸椎、肩だけでなく、腰椎がずれたりするものです。
これを解消するには
神仏の名前を唱えて具体的に「何年何月何日に〇〇が死んだ」と宣り直しするしかありません。

先祖の劫が影響する

実はこれがもっとも多いのですが、背骨が重く感じる。というような場合は先祖の劫が関係しています。これを解消するには、日々徳分を積むようにしないといけないのです。