ゆとり教育は治安対策のため

昭和40年代初めに左翼学生運動が起きました。参加した大学生たちは授業をボイコットし教授を徹底的に批判したり、ヘルメットを被り、ゲバ棒を持って大学に立てこもっていました。これは東大の安田講堂の事件でピークを迎え、その後は過激派の事件に移行したのです。

昭和51年になり、文部省は詰めこみ教育からゆとり教育へと転換しましたが、
その理由は、官僚や学者たちが学生運動の原因を、小中学校の教育内容に求めたからです。
知識が多いから早熟した。だから大学で過激な運動をするのだ。
反対に知識を少なくすればそのようなことはしないだろう。
つまり子供をバカ状態にすれば、大人になっても国に反抗することは無い。
従順な国民を作るにはゆとり教育が良いというわけです。


現在、若者の政治離れが報じられ、投票率が低いことはゆとり教育の効果です。これは官僚たちの目論見通りだったと思います。

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