剣道が日本独自という証明

剣道ははんみの構えが基本です。
はんみの構えは農作業で鍬を使うときや
大工仕事でカンナをかけたときの
「引く、後退する」という動作に根差しているわけです。

つまり普段の生活動作あるいは仕事の動作の延長線上に
剣道は成り立っていたわけです。
したがって農家出身の土方歳三などが強かった理由もそこにあるわけです。

また後ろに下がりながら面を打つとやりやすいという理由もわかると思います。

さて、はんみの構えで「引く、後退する」という動作の時、不思議なことに
足指は開くものです。特に前方に出した足の第一指と第二指の間が開くようになります。
そのため、靴では足指の動きが遮られてうまくないし、
中で足が滑ってしまい、踏ん張りが利きません。

つまり日本人が下駄や草履、草鞋、さらに足袋、地下足袋を履く理由が
ここにあるのです。指の開きを邪魔しない履物で、しかも踏ん張りが利くものという条件に
合致しているということです。

韓国人は日本人が鼻緒のついた下駄などを履いているのを軽蔑しますが、
これこそが剣道が日本独自と認めているようなものなのです。

ちなみに外反母趾の予防には後ろ歩きが効果あると思います。

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